見た目が小麦粉のようなものの投入ホッパーで発生するブリッジ(詳しくは下記)を解消した事例をご紹介します。
対象物は小麦粉のような感じですが一部が塊状(比較的簡単にほぐれる)であり、対策としてホッパーの中ほどに解砕用の剣山が設置されています。このホッパーは原料投入ホッパーで、原料投入時に対象物が落下により剣山で解砕されるという具合です。
ただ、【ホッパーが緩傾斜であること】【排出径が小さいこと】により、剣山の下でブリッジが発生していました。ユーザー様より弊社へご相談いただき、詳細をお聞きした上で対策案をご提示し導入いただきました。結果は、たいへん良好と高評価いただいています。
【ホッパー概要】
サイズ:500×500
排出径:Ø50
傾斜 :約45°
【ブローディスク配置概要】
1)排出部付近の対面でブローディスクミニ各1個、計2個
2)残る2面で、1)よりも上部にブローディスクを各1個、計2個
【制御】
電磁弁1個内蔵のコントローラーにより合計4個の
ブローディスク(ミニ)を全て同時にエアーON/OFF。
ブリッジやラットホールなど粉体の排出・流出不良のリスクを少なくするためには、ホッパー傾斜や排出部の寸法が重要です。ただ流動性が悪い粉粒体では多くの場合、振動・衝撃・エアー等による対策が必要かと思います。当社のブローディスクは、ホッパー内壁面に沿うエアー噴射ですから、振動・衝撃・一般的なエアーレーションに比べ非常に効果的と考えています。ただ、配置等は非常に重要ですからご興味をお持ちの場合は、是非お電話やメールでご相談ください。
- 製品仕様等
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ブローディスク BD-15S-W 2個
ブローディスクミニ BD-08S-W 2個
コントローラー C-SV1 1台
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