真空搬送装置の移送元ホッパーでの詰まり対策で導入された実例です。
吸引式の輸送装置ですから、移送元ホッパーの下部排出径が小さくここでの詰まり対策です。
【ホッパー概要】
直径:約500φ
排出径:2S
ホッパー頂角:90°
対象物:医薬品関連材料の微粉(詳細不明、ほかにも複数の原料あり)
先ず、2S程度の排出口径の場合、この近くにブローディスクミニを2個を設置するケースが一般的です。今回もちろんこれは設置していますが、ホッパーの傾斜が緩やかであること、ほかにも流動性不良の原料が複数あるとのことで、上記ブローディスクミニの上部にブローディスク標準型を2個配置しています。ブローディスクミニ2個の場合でも、これにブローディスク標準型2個を追加した場合でも、多くは同じコントローラーで運転するケースが多くトータルコストは限定的です。
当機器はエアー噴射とシリコンディスク振動によるユニークな粉体ブリッジブレーカーですが、条件によって配置が非常に重要になることがあります。ご計画の際はご一報ください。経験を踏まえた合理的な対策方法をお伝えできると思います。
- 製品仕様等
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ブローディスクミニ BD-08S-W 2個
ブローディスク BD-15S-W 2個
コントローラー C-SV1 1台
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