0574　消石灰サイロ（偏芯ホッパー）に

プラントエンジニアリング会社様よりご相談があり、各種アドバイスをさせて頂いたのち御採用いただきました。

対象物は消石灰（当機器は消石灰には本当に数多くご使用いただいています）ですが、今回のお客様では消石灰貯槽のご経験がなく、経験などを含め各種アドバイスさせて頂きました。

貯槽概要は次の通りです。
形状　：偏芯ホッパー
サイズ：直胴部　Ø1400
　　　　排出部　Ø150

ブローディスク配置概要
対象物を消石灰とした上で、Ø1400程度のホッパーで設置数量が比較的に多い場合には、4個を上下2段に設置（合計8個）の案が考えられます。本件は偏芯ホッパーで緩傾斜側は消石灰ホッパーにしては緩めでしたので上下2段ではなく、緩傾斜側を主にして3段に設置していただいています。この3段の範囲は、コーン部において排出部より2/3弱の範囲です。
（設置数量・・・下段：3個、中段：2個、上段：3個）

制御
電磁弁4個を内蔵したコントローラー（C-SV4）により、下段、中段、上段の順に時間差でエアーＯＮします。このコントローラーには電磁弁4個が内蔵されていますが、今回は3個のみ使用して1個（エアー1系統分）は予備となっています。
（仮に何らかの事情で、上段の更に上部に追加設置が必要となった場合に、この予備を使います）

具体的な配置や制御については、お気軽にご相談ください。コストも踏まえお客様の諸条件に合わせ最適と思われる導入案をお伝えできると思います。　